第3者検査業務
第3者検査の重要性
第3者検査の重要性(1)
設計・監理・施工という一連の建築行為の中で良心ある建築士等が常にお互いの欠点を指摘するというあたり前の行為が行われていれば、そもそも意図的な欠陥建築は生まれません。つまり、第三者に依頼しなくても正当な建物が出来あがることが自然なのですが、これは今日において理想像に他なりません。残念なことに欠陥建築が後を絶たないこの現状においては、消費者に賢くなって頂くことと徹底した第三者検査を実施するより方法はありません。
検査をしている様子
第3者検査の重要性(2)
欠陥建築を無くす又は防ぐということは、「本来あるべき建物の性能・品質等」を確保する又は、守ることです。すでに完成した建物の欠陥を特定するには、破壊行為等それ相応の犠牲を伴うことが多く、欠陥が明確になってもその対処には経済的負担が新たに生じ、責任の所在が明確にされないまま、時間が浪費されることも少なくない。この様な犠牲を無くすためには欠陥を生む芽を摘むことに努力するのがベターで、建物に対する第3者検査に重点を置くことが欠陥建築という名の病を予防する最良のワクチンであると考えています。